2016年5月17日火曜日

3年生 ダンボール × 紙コップ =

今日の材料一つ目は「段ボール箱」
ただし、はさみやテープやのり等の道具は使えません。

段ボール箱だけで、何ができる?
中に入れる!

友達とつながって
電車見たい!

何人かで集まれば、
大きな積み木みたいに、
重ねられる!
これはロボット。

段ボール箱の数をどんどん増やしながら、
友達と力を合わせて、
最初の20分で
できることをどんどん試してみました。
ピラミッド!

ここは私たちの「ひみつきち」!

中に入ると、テーブルもある!
「みんな遊びにおいで!」

200箱もあった段ボール箱をすべて使い切ったところで、
一度、みんなで発表タイム。
そして、後半はもう一つの材料の登場。

それは「紙コップ」です。
段ボールを紙コップで飾りつけたり、
二つの材料を組み合わせて
何ができる??

家の中を飾りつけてみよう!

「同じ形がたくさんあるって、
なんか、きれい!」

段ボールでつくったひみつきちの入口に
紙コップで道をつくっていました。

最後に、
みんなで探検へ出かけよう。
段ボールと紙コップの町の中を歩いてみよう。

こんなところにトンネルが!
中に入ると、そこには秘密の部屋が。

たった二つの材料だけで、
視聴覚室の風景が一変してしまうフシギ。
自分の背よりも高い段ボールや紙コップの壁の中は、
大きな迷路のようでした。

今日の「造形遊び」のねらいは、体全体をよく働かせること。

身体を大きく使う中で、
様々な感覚を働かせ、
ものの特徴をとらえていきます。
例えば
バランス感覚。
ものを積み重ねると、
絶対に倒れない(安定)を目指す中で、
ぎりぎり倒れない状態と、倒れてしまう状態の
その「ぎりぎりのところ」というところ体験します。

実際に倒れてしまって、
次、やり直したら倒れなかった
という失敗と成功の連続の中で、
もののバランスを見つけています。
これを身体で知っているか知らないかということは、
これから木や粘土や様々な材料を組み合わせる
立体表現や工作の時にかならず生きてくると考えています。

バランス感覚だけではなく、
様々な感覚を、この造形遊びの中で、働かせ、
経験を重ねることは、基礎的な技能の土台となります。

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