4年生が3学期最後に取り組んだのが
「ガラクタロックンロール」という題材。
木材や身の回りの材料を使って、
楽器をつくる活動です。
制作の風景は、以下からご覧ください。
臨時休校の関係で、最後まで制作できませんでした。
24日の登校日に、制作中の作品を返却し、
弦楽器用のナイロン線と弦を取り付ける金具(ヒートン)を配布します。
こちらのページで、弦の貼り方を紹介しますので、
ぜひ、お家でもチャレンジして、完成させてください。
こちらは、私が作っていた楽器に、
4年生の子が色を塗ってくれたものです。
それでは弦を張っていきたいと思います。
まず24日に配布したナイロン線とヒートンを用意してください。
袋から出すときに、
無理に引っ張らず、絡まらないようにゆっくり出しましょう。
【弦の張り方】
①
まず、ネックの先端(写真のような場所)に、
キリや千枚通し、目打ちのような
先の尖った道具で、簡単に穴をあけてください。
※コツは、深く太くあけすぎないことです。
②
あいた穴に、ヒートンを差し込みます。
時計回りで半分くらい差し込みます。
③
ヒートンに、ナイロン線を結びます。
固結びで、しっかり結びましょう。
④
楽器の反対側の端に、
キリなどを使って穴をあけます。
※こちらも、深く太くあけすぎないようにしましょう。
少し余裕を持ってナイロン線を切ります。
10cmくらいは余裕をもってください。
⑤
ナイロン線を、ヒートンに通して
できるだけ引っ張りながら、固結びします。
⑥
最後に、ヒートンを時計回りに回して弦をしっかり張ります。
反対側(最初につけた方のヒートン)も
時計回りに回してしめることで、
弦がさらに張っていきます。
⑦
弦が張れたら、最後に
弦が楽器にふれてしまわないように
段ボールや木材などを使って
駒(ブリッジとも言います)を
おいてください。
弦の貼る力で、接着する必要はないと思いますが、
もし取れやすいようなら、
ボンドなどでくっつけてもかまいません。
弦を増やしたい場合には、
残りのヒートンや、身近な金具などで、増やしてみてください。
弦に使っているのはナイロン線ですが、
釣り糸やテグスなど、
他のものでも代用できます。
さらに色塗りや飾り付けをして、
楽器を完成させてみましょう。
ぜひ、自分のつくった楽器で、
音を鳴らして楽しんでください。