今日の材料はこれ。
「アカマツ」という木材です。
たくさんの「アカマツ」の中から、
1本を選びます。
大きさ、色、木目の模様など、
同じように見える材料でも
よーく見ると、一つ一つ違います。
その中から自分が選んだ一本。
それは運命の出会い。
運命のアカマツを、
紙やすりで、ごしごし磨いてあげます。
自分の手で触れ、じっくりと磨いてあげるという行為の中で、
だんだん、「わたしのアカマツさん」という
愛着がわいてきます。
自分で選んで、はじめの10分はやすりで磨く。
そうすることで、
材料は、「それ」や「あれ」ではなく、
「きみ」とか「あなた」という大切な存在に感じられるのです。
そして、材料と仲良くなることが、ものづくりではとっても大事なことです。
今日は、いろいろな形・色の、革の切れ端で、
アカマツさんを、おしゃれに飾ります。
使うのは「げんのう」。
釘打ちをして飾り付けます。
「げんのう」の柄のどこを持つとたたきやすい?
ときどき、「ラジオペンチ」にも手伝ってもらいました。
アカマツさんが変身!