2019年5月8日水曜日

2年生 身体が、描く絵

絵を描くって、気持ちがいい。
そう感じながら、低学年のうちは特に、
”身体で”描いてほしいと思っています。

「絵」というのは、紙の上の出来事なのではなく、

本当は、身体とくっついているものです。

身体で描くために、
筆は使わないで良いのです。

こな絵の具と洗濯糊を、指で混ぜ合わせて、
「自分の絵の具」をつくりましょう。

すると、色だけでなく、
絵の具の、柔らかさや質感が、手に伝わってきて、

「気持ちいい!」

「あれを描こう!」

と、頭で考えるよりも、ずっと先に、
身体は絵を描き始めます。

身体で描いた絵には、その子の身体の動きや息遣いが、現れます。
それは、何を描いたかということよりも、
もっと大事なことではないかと思うのです。

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