2年生は、絵を描きます。
絵を描く道具には、いろいろなものがありますが、
今回は、2つの絵の具を使って描くことにしました。
一つは「どろどろ絵の具」です。
ポスターカラーに、液体粘土を混ぜて、
手を使って混ぜ「どろどろ」を感じます。
手で描くことで、
絵を描くことが、ただの線や色の操作ではなくなり、
体から直にあふれ出す感じになります。
うわ~気持ちいい~!
ぎゃ~気持ち悪い~!
感覚を通して、体が動き、
体の表現が、描画に表れていきます。
爪でひっかいても面白い!
塗り重ねても、きれい!
次の描画材は「ふりふり絵の具」。
本当の名前は「コンテパステル」といいます。
金網を使って削り、ふりかけのように絵にかけてみたり
それを指でこすってのばしたりして描くことができます。
前回のどろどろの絵の上から、
ふりふり絵の具でどんなことができるかな?
ふりふりして、ごしごしこすったら、
前回、指が通った道が現れた!
どろどろ+ふりふり だからできることを発見しました。
どろどろで描いた星形が影のようにうっすら見えていたので、
パステルの星と重ねていきました。
描く行為が「気持ちいい」と思える用具を使うことで、
2年生の気持ちや感覚が、ダイレクトに現れました。
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