2学期になって図工室での最初の授業。
「1学期はどんな材料を使ったかな?」
と2年生の子供たちと振り返りました。
紙、画用紙、紙粘土・・・
1学期は紙の材料をたくさん使ったね。
今日は、紙ではありません!
ビニールのテープ「スズランテープ」を使います。
はさみで切ることができるかな?
テープで、どんなことができる??
自分で身体を動かしながら、
材料の特徴をとらえよう。
透き通っているんだ!
軽いから、風でひらひらと動く。
自分よりも長い材料だから、
身体いっぱいに動かします。
自分の身体で感じて、見つけていく「造形遊び」の時間は、
低学年の子供たちにとって大事な時間です。
結んだテープに囲まれて、
この場所が、さっきと違う場所に見えてきた。
ここを「みんなのひみつきち」と名付けてくれた人がいました。
何でもない場所が、テープで囲むと、
特別な場所に変身するようです。
寝転がっている子供がいたので、
同じ場所に寝転がって見ると・・・
こんな景色を見ていたんだね。
色とりどりのテープが、宙に浮いているようだ。
子供たちは、こんなテープの世界で、
身体を使って遊ぶことで、
材料の特徴や、材料でできることを
繰り返し試していました。
言葉にはならないけれど、身体が覚えていることが、
ものを考えたりつくったりするときの、
大事なヒントになるのだと思います。
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