絵を描くって、気持ちがいい。
そう感じながら、低学年のうちは特に、
”身体で”描いてほしいと思っています。
「絵」というのは、紙の上の出来事なのではなく、
本当は、身体とくっついているものです。
身体で描くために、
筆は使わないで良いのです。
こな絵の具と洗濯糊を、指で混ぜ合わせて、
「自分の絵の具」をつくりましょう。
すると、色だけでなく、
絵の具の、柔らかさや質感が、手に伝わってきて、
「気持ちいい!」
「あれを描こう!」
と、頭で考えるよりも、ずっと先に、
身体は絵を描き始めます。
身体で描いた絵には、その子の身体の動きや息遣いが、現れます。
それは、何を描いたかということよりも、
もっと大事なことではないかと思うのです。
0 件のコメント:
コメントを投稿