校庭の一角に、大量の木材。
これが今回の材料。
つなげ方、組み合わせ方、つくる場所を考えて、
校庭に自分たちの「場所」をつくろう。
繋げ方は、ゴムバンドやワイヤー、ビス、釘など、
これまで使ったことのあるものを
自分たちで選んで良い。
突然、土を掘り始め、
1本の柱を立て始めたチーム。
でも、なかなか立たせることができない。
鉄棒みたいに横に繋げば、立つんじゃない?
斜めにして、お互いに支えあうようにしたらいいんじゃない?
テントみたいに。
立ったよ!
鉄棒みたいにしたのかな?
いいや、横から見ると、
こちらも斜めの木が支え合っている。
ここのチームも同じように、
木が支え合うように、繋げていた。
ある子が気がついた。
「三角をつくればいいのか!」
それを聞いて、周りを見渡してみると、
どこのチームも三角をたくさんつくっていた。
自分の身長に近い長い材料。
重さも、そこそこある。
そんな大きな材料を、体を使って操作する中で、
誰から教わったでもなく、
繋げ方の法則のようなものを見つけ出していた。
さあ、骨組みができたら、
いよいよ「場所」づくり。
ビニールシートを飾りつけたり
麻布で覆いかぶせたり。
ここのチームは桜の木を使うことで、
場所を大きく使う工夫をしていた。
図工室にあったブルーシートをかき集めてきて、
屋根をつくった。
いつもの校庭に、
不思議な居場所が生まれた。
池に橋をかける。
池という場所、空間を生かして、
新たな場所をつくっている。
長さが150cmの垂木を相手に、
全身を使って造形遊びをした5年生。
次回は、
スケールを変えて。
長さ5cmのマッチ棒で
今度は接着剤を使って、繋げ方を工夫して、
表してみる。
どんなことができそうかな?
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